サンルイのコラボレーション

サンルイは各時代に根を下ろした工房です。そのクリスタル製品には、代々受け継がれてきた匠の技が反映され、現代のデザイナーたちがそれを詩的に表現しています。サンルイは、1930年代にはクリエイターのジャン・サラ、1990年代にはテレリ・アン・ジョーンズと、コラボレーションしました。それ以来、サンルイは、この古くから伝わる火の芸術に好奇心を抱き、現代的な感性でその価値を高めようとする第一人者を幾度となく探し求めてきました。

450年前に創業したサンルイは、その匠の技を新たな創造に捧げています。2023年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された独自の技術は、ポータブルランプのような新しいアイテムを生み出すために、さらに昇華されています。サンルイはデザインを愛する人々との対話を重ね、時代の指標となりました。その中で、特別なオブジェはもちろん、日常に寄り添うアイテムにも力を注ぐ姿勢を明らかにしています。

豊穣なる匠の技

サンルイは、ガラス作りの匠の技を活用して独自のスタイルを表現しようとする強い芸術的ビジョンを持つ現代のクリエイターを定期的に迎えています。そのスタイルは、端正なものからバロックまで、繊細であったり構造的であったりとさまざまです。ノエ・デュショフール=ローランスとは、サンルイの工房を囲む自然環境から着想を得た〈フォリア〉コレクション。ピエール=マリーとは、モニュメンタルなアートピースや、ステファニア・ディ・ペトリロによる現代的なライティングコレクションなどがその例です。

デザイナーたちは工房に赴き滞在しながら、手吹きの技術、プレス&ブロー技法、ハンドカットや装飾といった、サンルイを象徴する匠の技を探求すべく向き合います。そしてこの唯一無二の文化に没入したのち、アイテムのデザインを見直したり、テーブルウェア、装飾品、ライティングの新たな用途を考案することを目指して、独自のデザインを提案するのです。溶けたクリスタルとの出会いから、唯一無二の特別なオブジェが生まれます。それは、真のユニークピース、あるいは日々の暮らしを豊かに彩るアイテムとして創造されます。デザイナーたちは、歴史に名を刻んできたサンルイの技法や様式からインスピレーションを得ることで、のちに新たなアイコンとなり、未来のサンルイのクラシックとなるコレクションを日々生み出しているのです。