溶解炉責任者と坩堝職人の仕事

 

 

耐火粘土製の坩堝を交換することは、溶解炉責任者(ティズール)の仕事において最も技術的かつ壮観な作業です。粘土のひび割れによる不純物の混入を防ぐために欠かせない重要な技術です。サンルイの坩堝職人によって今も手作業で作られ、数か月かけて乾燥される粘土製の坩堝は、クリスタルを最適な状態で溶融させ、完璧な色彩を実現します。

 

坩堝職人の仕事がどのようなものかご存じですか?

 

朝6時。マニュファクチュールの壁の内側では、2人の坩堝職人が、坩堝の製造・乾燥・保管専用の木造の作業場で、リズミカルに粘土を練っています。約20個の容器が整然と並び、晩祷に集う修道士のように覆いをかぶせられています。サンルイでは400年にわたり、自社で坩堝を製作してきました。この希少であまり知られていない職人技は、クリスティーヌとギーによって受け継がれています。坩堝はマニュファクチュールの秘密のひとつ、語られることのない秘密、大地から生まれた秘密です。サンルイのクリスタルが空気のように軽やかで多彩な色を放つのに対し、坩堝はマットで単色の表情を持っています。坩堝工房は湿気があり静寂に包まれている一方、ガラス職人の工房は炎に包まれ活気に満ちています。それでも両者は向かい合うように存在しています。ガラス職人たちは、1,300℃の高温でクリスタルを溶融させるために必要な坩堝や蹄鉄、保護メガネなどの道具を受け取りに、この工房を訪れます。それらは強靭な耐火粘土によって炎の力から守られています。

 

 

サンルイの職人技

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