サンルイは、ガラス工芸技術がユネスコ無形文化遺産の代表一覧表に登録されたことを、大きな喜びとともにお知らせいたします。

この世界的な評価は、サンルイの職人たち、そしてすべてのパートナーにとって、大きな誇りとなっています。





2023年12月6日、ボツワナ・カサネで開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において、ガラス工芸技術が無形文化遺産の代表一覧表へ登録されることが決定しました。

この申請はフランス文化省によって提出され、チェコ共和国、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、スペインと共同で推進されたものです。



ガラス工芸技術とは、ガラスやクリスタルを手仕事で制作するための伝統的な技法を指します。そこには、素材そのものを生み出す工程から、吹きガラスやバーナーワークといった熱を用いた成形技術、さらにカットやコールドワークによる装飾技法までが含まれます。

クリスタル作品の制作は、各工程に専門技術を持つ職人たちが関わる共同作業の結晶であり、その卓越した技巧の積み重ねによって生み出される“奇跡”ともいえるものです。ひとつの作品には、最大20にもおよぶ専門技術が関わることがあります。

今回のユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録は、フランスのガラス工芸が持つ美しさ、多様性、そして創造性を広く伝えるため、サンルイが他のガラス工房・クリスタル工房とともに、長年にわたり尽力してきた成果でもあります。

サンルイは、この卓越した職人技を守り継ぐため、日々情熱を注ぎ続けているすべてのチームに、心から敬意を表します。



フランスでは、4,000人もの人々が日々ガラス工芸技術に携わっています。製造工程におけるこれらの技術の継承と共有は、熟練職人と見習い職人とのあいだに強い共同体意識を育み、絶え間ない技術革新と創造性へとつながっています。

この工芸の中心にあるのは、技術を次世代へ受け継ぐという使命、そして高い品質基準と創造性を貫く揺るぎない価値観です。それこそが、ガラス職人やクリスタル職人たちを支える原動力となっています。

フランスにおいて、ガラス工房やクリスタル工房は、伝統工芸と産業技術の粋を体現する存在です。香水ボトル、テーブルウェア、ライティング、装飾芸術をはじめ、製薬分野や自動車産業に至るまで、さまざまな領域で希少なサヴォアフェールを発揮しています。



人類は一万年以上にわたり、暮らしのためのガラス製品を生み出してきました。気候変動への対応や働き方の変革が求められる今、業界全体が、ガラス工芸という貴重な職人技より環境に配慮したものへと進化させるため、取り組みを進めています。

ユネスコ無形文化遺産の代表一覧表への登録は、大きな誇りです。サンルイは今後も、ガラス工芸への情熱と卓越した技術を次世代へ受け継ぎ、その魅力を若い世代へ伝えていくことを使命としています。

未来へ向けたこの職業への関心を育むことこそが、その長い歴史と技術を守り続けるために欠かせないのです。



2024年9月、サンルイはこの栄誉を記念し、ガラス工芸技術をテーマにした一般公開の写真展を開催します。展示はパリのリュクサンブール公園の柵沿いにて行われます。